ルノー・スポールF1チームは、2017年シーズンの2人目のドライバーを正式発表した。
すでに、ニコ・ヒュルケンベルグ(現フォース・インディア)の移籍は発表されており、もう一つのシートをめぐって水面下では激しいシート争奪戦が繰り広げられており、有力候補として、現ルノードライバーのケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマーが挙がっていた。
そして先ほどルノーは、2017年ドライバーとしてジョリオン・パーマーの残留を発表した。これにより、マグヌッセンは再び放出されることとなり、残るチームでシート探しをすることとなる。
ジョリオン・パーマーは2014年GP2チャンピオンで、2015年はロータスF1チームのサードドライバー、そして2016年にルノーからルーキードライバーとして参戦し、F1マレーシアGPで初ポイントを記録している。
■ジョリオン・パーマー
「2シーズン目を戦えることを最高に嬉しいし、サーキットでの僕へのチームの信頼に応えるのが待ちきれない」
「2015年からエンストンで働き、今年のインフラの開発を完全に理解できた。これは2017年と新車を見据えてチームの情熱を共有できることを意味する」
「僕にとっては、F1で走るのは急激な学習カーブを描いているし、今まで以上に良いパフォーマンスをしていることもわかっているし、もっとできるよ」
「エンストンとヴィリーでは来年へ期待して凄まじいドライブと情熱があり、僕はこの一員であることを光栄に思う」