トップチームはみなバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)に注目しているとメルセデスAMGのチーム代表トト・ヴォルフが語った。
ヴォルフはボッタスをマネジングするチームの一員でもある。
このところ、将来のフェラーリ移籍をうわさされているボッタスだが、『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』のインタビューでヴォルフはこう答えた。
「答えはしごく簡単だ。バルテリには輝かしい未来がある」
「次の世代で最も競争力のあるドライバーが誰かと考えれば、バルテリとダニエル・リカルド、そして恐らくダニール・クビアト(いずれもレッドブル)だろう」
「この3人が最初のグループで、次がさらに若いマックス・フェルスタッペンだ」
「どのビッグチームも将来に目を向け始めているのは明らかだ。全チームがバルテリを候補リストに入れていることも承知している」
「これは、フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネが言ったことと同じであって、それ以上でもそれ以下でもない」
「今、バルテリはウィリアムズに在籍し、非常によくやっている。それ以外は何であれ憶測に過ぎない」
現時点でボッタスがメルセデスAMGへの移籍を考えることはないとヴォルフは話す。
「われわれのマシンには2人の素晴らしいドライバーが乗り込んでいるから、ここに加わるチャンスは誰にもない。将来については誰にも分からないけれどね」
「だがもう一度言っておく。これは憶測に過ぎない。なぜならバルテリはウィリアムズにいるからだ。もし私がレーシングドライバーで、メルセデスAMGでもフェラーリでも走ることができないとしたら、ウィリアムズで走りたいと考えるね」