バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)のマネージメントチームは、かねてうわさとなっているフェラーリ移籍を否定した。
イタリア『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙が今週伝えたところによると、フェラーリは最近、2016年にも予想されるキミ・ライコネンのチーム脱退をにらんで、もっか絶好調の25才、ボッタスに触手を伸ばした。
F1最終戦アブダビGPで今年六度めの表彰台に立ったボッタス。その結果、来季のフェラーリ・ドライバー、セバスチャン・ベッテルを差し置いて2014年のドライバーズ・ランキング4位の座を確保した。
以上について、メルセデスAMGのCEO兼ウィリアムズ小株主、さらに彼のマネージャーであるトト・ヴォルフはフィンランド『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に、ボッタスのフェラーリ移籍はただのうわさだと語っている。
ボッタスのマネージメント・チームには、二度のF1世界王者ミカ・ハッキネンも名を連ねている。そのハッキネンは今週、『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』紙に、「バルテリは引き続きウィリアムズで来季F1を戦う」と、既に誰もが知っている情報を繰り返した。
「2016年のことを語るのは時期尚早だが、彼のキャリアが正しい方向に進んでいるのは間違いない」
「今シーズンのバルテリは素晴らしかった」と、ハッキネン。「2位二回と、その他四回の表彰台は、彼がウィリアムズでいかに健闘しているかをよく表している」