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ライコネン、2016年もフェラーリ残留を目指す

2014年11月17日(月)17:35 pm

キミ・ライコネン(フェラーリ)は、少なくとも2016年まであと2年はフェラーリでF1を続けることを望んでいるようだ。

ライコネンが、今週末に控えた今季のF1最終戦アブダビGP(23日決勝)後にチームをクビになる可能性はほとんど消えたと見られている。

フェラーリは最近、ライコネンが2015型車の開発のためにエンジニアたちと協力して作業に当たっており、来シーズンに向けた準備にもこのあとすぐに取り掛かることになると認めている。

そればかりではない。フェラーリへの移籍が公然の秘密となっているセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、まだ正式にフェラーリへの加入が発表されていないにもかかわらず、2015年は友人であるライコネンとともに働くことになるのを楽しみにしているとし、ライコネンは「ありがたいことに、チーム内での政治的なことには無関心だからね」と語ったことも報じられている。

フェラーリとの間に2015年までの契約を交わしてはいるものの、今後についてはまだ不透明だった1か月ほど前、ライコネンは『CNN』に対してフェラーリとの契約は「来年まであるし、多分もう1年更新されるだろう」と語っていた。

だが、5年ぶりにフェラーリに復帰したライコネンにとって今年は楽なシーズンとはなっていない。ここまでのレースでは、今季限りでフェラーリを去ることになるフェルナンド・アロンソと同じようなペースで走ることができていなかったという現実がある。

だが、ブラジルGP(第18戦)のあとで、チーム代表であるマルコ・マティアッチは、ライコネンはついに今季型車であるF14 Tの問題をつきとめたと語り、その進歩を称賛した。

ライコネンは、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語っている。

「その問題は新しいタイヤ構造によってもたらされていたものだった。昨年のフロントタイヤはもっとよかったからね」

ライコネンはさらに、今後に向けては自信があると次のように続けた。

「もし勝つことができなければ、そのシーズンのことは忘れるべきだ。だけど、少なくとも僕たちは来年に向けてたくさんのことを学んだよ」

そして、ミハエル・シュミット記者は、ライコネンがさらに次のように付け加えたと書いている。

「もし来年いい成績を収めることができれば、2016年もフェラーリで走れないという理由はないよね?」

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