フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、今週末のF1最終戦アブダビGP(23日決勝)を前に、先週末はWEC(世界耐久選手権)が開催されたバーレーンを訪れていた。そして、恐らくはこれがアロンソにとってフェラーリで最後の宣伝活動ということになりそうだ。
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アロンソが来季マクラーレン・ホンダへ移籍することはすでに確実と見られており、フェラーリも近いうちにアロンソの離脱を正式に発表するものと考えられている。
アロンソの母国スペインの『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』は、そのアロンソのバーレーン訪問を「フェルナンド・アロンソ、最後の活動」という見出しを付けて報じた。
先週、アロンソはドバイで自転車での休日を楽しんだ後、週末にはバーレーンへと向かっていた。
アロンソはそこで友人であるマーク・ウェバー(WECポルシェチーム)とも面会。そのときアロンソはフェラーリの公式チームウエアを着てはいなかったものの、フェラーリのWEC参戦チームであるAFコルセとともに写真に収まっていた。
「これが一番最後ではないかもしれないが、レース週末以外のところではアロンソにとってフェラーリドライバーとして最後の公式イベント活動であったはずだ」
と報じたのはスペインの『AS』紙だ。同紙も次のように付け加えている。
「彼のマクラーレン・ホンダへの移籍発表ももうすぐだろう」
ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』は、アロンソはバーレーンにおいて記者たちに対し、今回バーレーンを訪れたのは友人であり、かつてのライバルでもあるウェバーとの情報交換を行うためだと語ったと報じている。