スペインの『Marca(マルカ)』紙が、カルロス・サインツJr.がアブダビGPの翌週にヤス・マリーナ・サーキットで行われるF1公式シーズン後テストに、レッドブルの2014年型車でテストを行うことになったと報じている。
レッドブルの育成ドライバーであり、今年のフォーミュラ・ルノー3.5シリーズのチャンピオンであるサインツJr.はトロロッソの次期ドライバー候補筆頭に上げられていたが、17歳のマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)に先を越されてしまい、来季のF1デビューに関しては不透明な状況に置かれている。
そのサインツJr.には最近マクラーレン・ホンダへの移籍の可能性もささやかれたが、マクラーレン側はそのうわさを否定していた。
レッドブル、そしてトロロッソでは、来季のドライバーラインアップがフェルスタッペンとサインツJr.という2人のルーキードライバーとなることには懸念を示しており、2012年からトロロッソのドライバーを務めているジャン-エリック・ベルニュが残留するのではないかとうわさされている。
そんな中、サインツJr.がシーズン終了直後のテストにレッドブルから参加するということは、来季のトロロッソへの昇格に向けた見極めとなるのかもしれない。