2013年シーズン終了はF1のV8時代の終了でもあったが、F1ボスのバーニー・エクレストンは来シーズンからのV6エンジンへの移行は間違いだと今も考えている。
スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』に、2014年シーズンからの大幅な規約変更は本当に必要だったのかと問われたエクレストンは「いいや、私は必要だったとは思わないが、成り行きを見守ろう」と答えた。
さらに、財政難に苦しむチームが多い中で、コストを必要とする大きな規約変更は間違いだったと思うかという質問に、エクレストンは「そのとおりだ」と答えている。
「間違いだと思うが、それでF1が変わるとも思わない。規約は何度も変更されてきたが、F1はずっと同じスポーツであり続けている」
そう主張しながらも、エクレストンは新しいターボエンジンのエンジン音には懸念をあらわにしており、こう話した。「今までのものは良かったし、みんな気に入っていた。なのになぜ変えるんだ?」
「エンジンが小さくなればもっと多くの自動車メーカーがF1に興味をもってくれると考えたんだ。しかし、参入しようとする者はなかった」