ジル・ヴィルヌーブサーキットでF1第7戦カナダGP決勝レースが開催された。優勝はルイス・ハミルトン(メルセデス)、2位はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。
●【決勝レース結果】F1カナダGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
チェッカーフラッグをトップで受けたのはベッテルだったが、5秒ペナルティを科せられたため2位に降格。2位でチェッカーフラッグを受けたハミルトンが1位となった。
ゴール直後にはインタビューを受けずにスチュワードに訴えたベッテルは「グリーン(コース外)を走行してどこに戻ればいいんだ」と納得いかず、マシンの前の「1位」と「2位」の立て看板を換えたり、表彰台でも納得のいかない表情だった。そんなベッテルの状況を察したハミルトンはベッテルを表彰台の頂点に上げるなど気遣いをみせた。
この後フェラーリは、スチュワードの「5秒ペナルティ」という厳しい決定に対して抗議している。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは5番手、ピエール・ガスリーは8番手だった。
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは10番手、アレクサンダー・アルボンはリタイアだった。
●【動画】ベッテルに“重い”5秒ペナルティが科せられた問題のシーン、判断は分かれる?/F1カナダGP
●【動画・画像】憤るベッテル、1位のボードを“奪う”/F1カナダGP
●【ホンダF1】田辺TD「4台中3台がポイントを獲得。競争力を向上すべく開発を続ける」