F1第7戦カナダGPがジル・ヴィルヌーブサーキットで決勝レースを迎え、田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【決勝レース結果】F1カナダGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今日のレースでは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペンが昨日の不運な予選による9番グリッドという位置から、5位までポジションアップしてくれました。ただ、レース序盤に他車の後ろで大きくタイムロスをしたことが響き、残念ながら表彰台を争うには至りませんでした。
レッドブル・トロロッソ・ホンダのアルボンは、レース1周目で他車との接触でフロントウィングを失う残念なレースとなりましたが、クビアトは粘り強い走りでレース残り2周で前車をパスして入賞を果たし、レッドブルのガスリーと共に、4台中3台がポイントを獲得できました。
これからヨーロッパに戻り、フランス、オーストリアと連戦になります。さらなる競争力の向上に向け、レッドブル、トロロッソの両チームとともに懸命に開発を続けていきます」