マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1以外のものに手を広げすぎているという意見に反論している。
2017年はF1モナコGPを欠場してインディ500に挑戦した36歳のアロンソ。来年は、デイトナとル・マンへの参戦を予定している。
また、母国スペインではカート場を経営しており、今年立ち上げたファッションブランドの『Kimoa(キモア)』は、マクラーレンと複数年のスポンサー契約を結んだばかりだ。
■大事なのはドライビング中の集中力
手を広げすぎているという意見に、アロンソが次のように反論したとスペインの『Marca(マルカ)』紙が伝えている。
「そんなことはない。大事なのは、バイザーを下ろしたときの集中力だ」
「クルマの中では常に自分の環境に戻れるから、何の問題もなく集中できる」
■アロンソの早期引退を否定するブラウン
アロンソはF1から徐々に身を引き始めているのではないかという見方もあるが、マクラーレンCEOのザック・ブラウンはこれを否定し、『AS』紙に次のように語った。
「われわれには長期的な合意という基盤がある」
「来年が彼にとって最後の年になることはないよ、間違いない」
「フェルナンドにはマクラーレンでキャリアを終えてほしい。その後も彼はドライビングを続けるだろう」
「ニコ・ロズベルグのように、完全に辞めるドライバーもいる。ルイスも同じではないかと思う」
「だがフェルナンドは、マリオ・アンドレッティのように、ほかのカテゴリーでのレースを望む数少ないドライバーの一人だろう」
「彼は36歳かもしれないが、肉体はまだ22歳なんだ。彼ならドライビングを続ける時間はたっぷりあると思う」