F1アメリカGP(第18戦)が開催された先週末のオースティンで、ブラジルのテレビ局がザウバーのフェリペ・ナッセが2017年にニコ・ヒュルケンベルグの抜けたフォース・インディアに移籍することがほぼ確定していると報じた。
■エクレストンが橋渡し役に?
うわさによれば、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)の引退によりF1からブラジル人ドライバーが消えることを危ぐしたF1最高責任者のバーニー・エクレストンがナッセのフォース・インディア移籍交渉に直接かかわったようだと言われている。
■交渉の事実はないとナッセ
だが、ナッセ本人は、ブラジルの『Globo(グローボ)』に対して、こうした報道は事実ではないと次のように語った。
「僕はそのチーム(フォース・インディア)とは何のコネもないよ」
ナッセは、自分のマネジャーもフォース・インディアと交渉を行ったりはしていないと次のように付け加えている。
「彼は僕にそんなことは言っていなかったよ。だから、僕にできるのは同じ答えを繰り返すことだけさ」
現在コンストラクターズランキングで4番手にいるチームのシートに空きが出たのに、なぜマネジャーはフォース・インディアと交渉しようとしないのかと質問されたナッセは、「知らないよ。彼の電話番号を知っているなら彼と話してみてよ」と答え、次のように付け加えた。
「僕が知る限り、このチーム(フォース・インディア)とは連絡を取り合ってなどいないよ」
■興味はあると認めるナッセ
だが、自分自身はフォース・インディアのシートに興味はないのかと質問されたナッセは次のように答えている。
「それはあるよ。誰もがすごく手にいれたがっているシートだからね。でも、また繰り返すけれど、今日にいたるまで、僕の(マネジメント)チームの中にフォース・インディアと話をした者などいないよ」
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