F1タイトル奪取という目標を掲げて望んだフェラーリの2016年シーズンだが、現時点では逆にレッドブルにナンバー2チームの座すら奪われてしまっている。
■フェラーリのチーム代表交代のうわさが再燃
イタリアのメディアはフェラーリが再び「危機的状況」に陥っていると報じているが、そうした中、フェラーリのチーム代表がまた変わるのではないかとのうわさが再燃してきている。
現在チーム代表を務めているマウリツィオ・アリバベーネは、フェラーリ会長であるセルジオ・マルキオンネとの関係がこじれてきており、離脱したジェームス・アリソンに代わって技術トップに昇格したマッティア・ビノットが次はアリバベーネに代わってチーム代表に就くのではないかとのうわさがささやかれているのだ。
■マクラーレンのブーリエもうわさに
そればかりではない。スペインの『Marca(マルカ)』は、ここ最近、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエがフェラーリに移籍するのではないかとのうわさもささやかれ始めたと報じている。
マクラーレンではシーズン後半からチームの新CEOとしてフォルクスワーゲンの前モータースポーツ責任者であるヨースト・カピートを迎えており、それまで事実上のチーム代表であったブーリエの立場に変化が生じるのではないかとも言われており、あながち単なるうわさとして済ませられない可能性もありそうだ。