F1アメリカGPの決勝レース中、キミ・ライコネン(フェラーリ)がピットアウト後に突然ピットロードエンドでマシンを止め、リタイアした。
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ピットロードを走るライコネンに無線が飛んでいた。「止めろ」。
ライコネンは指示通り、坂を上ったあたりでクルマを止める。いったい何が起きたのか?
どうやら、右リアタイヤを締める前に出してしまったようだ。映像でも、右リア付近から火花が散っているのが見える。タイヤのネジを締めている最中にライコネンがピットアウトしてしまったために出た火花だ。
急ぐ必要がないところで初歩的なミスをしてしまい、4位を走行していたレースを台無しにしてしまった。今年のフェラーリを象徴しているかのようなミスだ。
この動画には映っていないが、止めた後のライコネンは当然、怒っていた。
●【動画】ライコネン、右リアタイヤ閉め忘れ・・・/F1アメリカGP(0:54)
#Kimi7 is back to the garage #USGP #redseason pic.twitter.com/erJt6DIbnB
— Scuderia Ferrari (@ScuderiaFerrari) 2016年10月23日
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