マイク・コフランが、アメリカ最大のレースシリーズであるNASCARへ復帰することになった。
かつてマクラーレンのチーフデザイナーを務めていたコフランは、2007年に起こった「スパイゲート」と呼ばれる産業スパイ事件の責任を問われ、F1界から姿を消していた。しかし、その後2011年にはNASCARのマイケル・ウォルトリップ・レーシングに所属したことが報じられていた。
2012年にウィリアムズのテクニカルディレクターとして再びF1復帰を果たしたコフランだったが、不振にあえぐウィリアムズは、今年7月にコフランを解雇。その後任にはパット・シモンズがマルシャから迎え入れられている。
そのコフランが、再びNASCARへ復帰することが明らかとなった。加入するチームはリチャード・チルドレス・レーシングとなる。
NASCARの公式サイトによれば、54歳となるコフランは同チームのテクニカルディレクターに就任するとされている。