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ラウダがF1チャンピオン決定戦を予想

2013年08月30日(金)9:48 am

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が今季2レースを残した時点で4年連続世界チャンピオンとなるだろう、とメルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダが予想している。

今季残り8レースとなった現在、選手権をリードするベッテルに対して、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが対抗馬になると予想している人も少なくないが、自身も過去3度世界王者になっているラウダは既に年間タイトルの行方は決定したと見ているようだ。

「最後から3番目のアブダビでベッテルが世界チャンピオンになるだろう、と言ってしまってもいいくらいだ」と、ラウダは『Bild(ビルト)』に語っている。

「既にポイントの差は大きかったけど、レッドブルが得意としていないはずのスパ(F1第11戦ベルギーGP)でも圧倒的に勝ったしね」

「確かにモンツァ(F1第12戦イタリアGP:9月8日決勝)では彼は優勝候補ではないかもしれない。しかし、その他のすべてのレースで、一番いいマシンを持っている。ベッテルにとっては充分過ぎるよ」と、ラウダは付け加えた。

このコメントは、メルセデスAMGが大幅な規約変更がある2014年F1シーズンに重点を移し、既に今シーズンのタイトルをあきらめたようにも見て取れる。

「あきらめてなんかいないよ」と、新聞『Osterreich(オスターライヒ)』にラウダは語っている。

「でも私は同時に現実的に考えているんだ。ベッテルがスパで圧勝した時、ほかのドライバーより1周あたりコンマ3から4秒は速かった」

「我々はかなり進歩したけど、それでもレッドブルの方がまだ優れているんだよ」と、依然レッドブル優位である事をラウダは認めた。

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