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レッドブル、ジュニア・チームに女性ドライバーを採用

2013年04月09日(火)9:52 am

レッドブルが、ドライバー開発プログラムとして運用しているジュニア・チームに女性ドライバーを迎えることが明らかとなった。

今回レッドブルと契約したのは、18歳のオランダ人女性ドライバーのベイツケ・フィッセルだ。フィッセルは2012年にはドイツのフォーミュラカー・レースシリーズであるADACフォルメル・マスタースにロータスからエントリーし、2勝をあげている。今季はレッドブルの支援を受け、同シリーズに参戦することになる。

レッドブルは、声明の中でフィッセルが「われわれにとって初の女性ドライバー」であるとしている。

レッドブルのジュニア・プログラムの運営を担当するのは、ドライバー育成責任者のヘルムート・マルコだ。そのマルコは今年2月に、アメリカのインディカーやNASCARで人気ドライバーとして活躍してきているダニカ・パトリックについて、レッドブルが興味を抱くには「十分ではない」とし、次のように語っていた。

「われわれは単に定員を満たすためじゃなく、パフォーマンスを基準としてドライバーを探しているんだ」

このレッドブルのジュニア・チームの卒業生の中でもっとも有名なのはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だろう。だが、ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)、ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)、ハイメ・アルグエルスアリ(元トロ・ロッソ)、セバスチャン・ブエミ(元トロ・ロッソ/現レッドブルのリザーブドライバー)など、ベッテル以外にもこのプログラムを経てF1にステップアップしたドライバーは少なくない。

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