ケーターハムは、ルール違反の疑惑が持たれていた排気周りの処理を修正して最後のF1シーズン前テストに臨んでいる。
同様の排気処理でルール違反疑惑のあったウィリアムズは、前回のテスト(2月19日~22日)の最終日に排気周りを修正していた。2月28日(木)から始まった開幕前最後のテストでは、ケーターハムも同様に従来型の排気に戻したことが明らかとなった。
テスト初日にケーターハムで走ったシャルル・ピックは、直接のライバルと見られるマルシャに対して0.5秒遅いタイムに終わっている。
F1チームの元技術責任者で、現在『BBC』で解説を務めるゲイリー・アンダーソンは、初日のテストを見た感想として、ロータスのトラクション(加速性能)が「ずば抜けている」と『Speedweek(スピードウィーク)』に語った。
「その点で、ケーターハムはロータスとは正反対だ」とアンダーソンはケーターハムの苦戦について述べている。