マクラーレンのジェンソン・バトンは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1アブダビGP決勝を5番手からスタートし、4位になった。
ジェンソン・バトン
「キミ(ライコネン/ロータス)におめでとうを言うよ。無口な男だけれど、とにかくレースがすべてなんだ。今日は優勝にふさわしい走りだった」
「かなり面白いレースだったよ。何回かいいバトルがあった。マーク(ウェバー/レッドブル)にセバスチャン(ベッテル/レッドブル)、それにパストール(マルドナード/ウィリアムズ)、それが特に楽しかったね。でも残念ながら、今日はトップのドライバーたちに仕掛けるだけのペースがクルマになかったんだ」
「クルマは金曜日とは感触がまったく変わってしまった。とにかくグリップがなかったんだ。不思議だよ。最後は、セバスチャンを抑えることができなくなった。彼のほうが新しいオプション(軟らかめのタイヤ)だったからね。こっちはより使ったプライム(硬めのタイヤ)で、新しいオプションと同じだけの加速を得ることは不可能だったんだ」
「ルイス(ハミルトン/マクラーレン)のリタイアによって、コンストラクターズ選手権(チームランキング)でフェラーリに対してさらに差が広がってしまった。本当に残念だよ。でも、その分の埋め合わせができる大きなレースがまだ2つ残っているからね」