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マッサ「まるで別のクルマを運転しているようだった」

フェラーリのフェリペ・マッサは、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGP決勝を13番手からスタートし、8位になった。

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フェリペ・マッサ
「とてもタフで難しいレースだった。スタート直後の1コーナーで起きたことは悔やまれる。あのパンクがなければ、もっとフェルナンド（アロンソ／チームメート）の近くでレースを終えられていたのに。ドライバーとチーム両方のタイトル争いの上でそれが重要だったからね」

「パンクしたタイヤを交換するためにピットインしてからは、できるだけ速く走りながらもタイヤを可能な限り長くもたせることを目指した。運よく、2度のセーフティカーで集団の差が縮まったけど、最後のピットストップ後、ソフト側のタイヤであんなに長い間走ることになるなんて考えもしなかった」

「今日のF2012（フェラーリの2012年型車）のパフォーマンスは、最初の2日とまったく違っていて、まるで別のクルマを運転しているようだったよ！　レースの終盤でさえ、少しでも上の順位を目指して積極的に走れたんだ。最後の2周に入ってようやく無事にクルマをゴールさせることに切り替えたよ。タイヤがもうすっかり終わっていたからね。セナ（ブルーノ・セナ／ウィリアムズ）の動き？　ルールは明確だし、順守しなければいけない。僕はすでに彼と並んでいたから、セナは僕にスペースを与えなければならなかった。でも、その代わりに彼がしたことは僕を壁に押しつけることだった」

「マクラーレンとレッドブルはとても強い。でも、フェルナンドもたくさんポイントを獲得できたし、今日の結果はチームにとってそんなに悪く無かったと思う。もちろん僕たちはパフォーマンスを向上させる必要がある。特に予選でね」