パストール・マルドナード(ウィリアムズ)は、「クラッシュドライバー」というレッテルを貼られていることに抗議している。
マルドナードは5月のスペインGPで初優勝をあげ、一気にドライバーとしての評価を上げた。しかし、今シーズンは何度も他のドライバーと接触して、ペナルティーも数回受けている。イギリスGPでマルドナードと接触してリタイアしたセルジオ・ペレス(ザウバー)は、マルドナードを激しい口調で非難した。マルドナードはこの事故を引き起こした責任があるとしてペナルティーを受けている。
ハンガリーGPでも、マルドナードはポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)と接触し、ピットレーンを通過するドライブスルーペナルティを科された。
「小さな接触はあったけれど、これはレースなんだ」というマルドナードのコメントを『Sapa-AFP通信』が伝えている。
「ライコネンとグロジャンの(バトル)を見た。それと大して変わらなかった」
マルドナードは、オンラインマガジンの『GP Week(GPウィーク)』にもこう語っている。「普通のミスだ」
「ほかのドライバーを見てみれば、過去に同じことをしているよ」
またマルドナードは、スペインGPで優勝してから急に注目を浴びるようになったとほのめかしている。
ハンガリーGPで自分を取り囲むメディアを指して「優勝する前は、ここには誰もいなかった。今は全員がいる」とマルドナードは話した。
「いくつかミスをした。それだけのことだ」