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レッドブル、エンジンセッティングを変更

2012年07月27日(金)20:54 pm

今週末開催のハンガリーGPにおいて、レッドブルは通常のエンジンセッティングへと戻すようだ。

イタリアのスポーツ紙『Tuttosport(トゥットスポルト)』によると統括団体FIA(国際自動車連盟)は、ドイツGPでルール違反ではないかとされたレッドブルのエンジンセッティングが、今後認められないと同チームへ通達したようだ。

ドイツGPにおいて、レッドブルのエンジンセッティングに疑いの念を抱いたFIAの技術部門代表を務めるジョー・バウアーは、レッドブルのマシンに採用された設定がルール違反だと主張していた。

このエンジンセッティングは、タイヤの空転を制御するトラクション・コントロールの役割を果たすと同時に、排気を空力的に利用する効果を増幅させるとみられている。

しかしレース競技員は、このエンジンセッティング自体は非常に疑わしくはあるものの、現行ルールの文章上では違反に当たらず、何らかの行動を起こすことは難しいとしていた。

ブラジル紙『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』の記者リビオ・オリッキオは、FIAが24日(火)に、この件に関連するルールの文面を改訂し、ルールの抜け穴を利用することができないよう対策したと伝えた。

この件に関して、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは次のように語った。

「信頼するに足る監察組織であるFIAが、公平な戦いの場を用意してくれることを信じている」

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