フェリペ・マッサ(フェラーリ)は、来季チーム残留のチャンスが“高まっている”と、好感触であることを明らかにした。
レース結果を出せず、フェラーリから離脱すると見られていたマッサだが、このところ調子を上げ、解雇説を封印した形だ。
2013年の新契約について31歳になるマッサは、母国ブラジルの『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』にこう話している。
「今まで、契約できるのかできないのか、まったくの五里霧中だったんだよ。今はチャンスが高まっているが、どうなるかは分からないな」
「F1はアッというまに局面が変わるからね。大事なのは、どのレースもしっかり戦って良い結果を出すことだね。しっかり結果を残せたら、それが追い風となるだろう」
レッドブルのマーク・ウェバーはもう1年契約を延長しそうだが、仮にマッサがフェラーリを離れれば、相変わらずウェバーが後継の第一候補のようだ。
5日(木)、ウェバーは笑いながらこう話す。「来年僕がF1を戦う可能性は、かなり高いよ」