スペインGPで2004年以来の優勝を果たしたウィリアムズが、災難に見舞われた。決勝後のガレージ内で何かが爆発、火災へと発展したのだ。
パドックに居合わせた人々が立ち上る煙から逃げ惑う中、チームメンバーと消火クルーは消火に努め、警察も現場に急行。『Telegraph(テレグラフ)』のトム・キャリー記者はツイッターで、「複数の負傷者発生」と速報した。
情報を総合すると、果敢に炎へ挑んだウィリアムズ、フォース・インディア、ケーターハムのスタッフがサーキット内の医療センターで治療を受け、うち数名は煙を吸い込んでいるという。
さらに、緊急ヘリが別のケガ人を病院に搬送するとのことだ。
ヘイキ・コバライネン(ケーターハム)は、「ケガ人が数名出た。ヤケドと、手首を骨折した者もいるらしい。ウィリアムズのクルーについて情報は入っていない。みんな無事だといいけど」とツイッターにつぶやいている。
未確認情報ながら、爆発の元はKERS(運動エネルギー回生システム)もしくはガソリンとみられる。火災現場からは、焼けただれた給油装置が持ちだされた。