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ハミルトン、F1スペインGP予選結果から除外。マルドナードが初ポール

2012年05月13日(日)3:18 am

スペインGPの予選をトップで終えたルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、検査に必要な燃料を搭載していなかったとして、予選結果から除外の処分を受けた。これにより、2番手で予選を終えたパストール・マルドナード(ウィリアムズ)が、自身にとって初のポールポジションを獲得したことになる。F1の公式ウェブサイトが伝えている。

F1では、予選後に燃料の検査をするため、一定量の燃料をタンク内に残すことが義務付けられている。しかし2010年のカナダGP予選で、ハミルトンは予選後に燃料が少なくなったことから、検査用の燃料を残すためピットへ戻る途中にエンジンを止めた。これを受けて統括団体のFIA(国際自動車連盟)は、検査用の燃料を残しながら自力でピットへ戻らなければならないと規定を変更していた。

そして今回のスペインGP予選で、ハミルトンは予選後にピットへ戻ることなくクルマを止めた。マクラーレンはハミルトンのクルマを止めた理由について説明していない。

しかし、レースの審判役であるスチュワードは、マクラーレンがハミルトンのクルマに、検査用の燃料を残しつつ、自力でピットへ戻るのに十分な燃料を搭載しなかったと判断。これにより、ハミルトンは予選結果から除外され、最後尾からスタートすることになった。また、予選を2番手で終えたマルドナードがポールポジションから決勝をスタートする。

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