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【スプリント予選】ノリス、“タイム取り消し”が取り消されポール獲得!角田裕毅はSQ1敗退—5年ぶりのF1中国GPで熱戦

2024年04月19日(金)17:37 pm

2024年F1中国GP(上海国際サーキット)が5年ぶりに開幕し、スプリント予選が行われた。

●【2024F1第5戦中国GP】タイムスケジュール・全セッションの結果

■SQ1:角田裕毅が敗退!

SQ1トップタイムはセルジオ・ペレス(レッドブル)、2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。

HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、角田裕毅(RB)が19番手でSQ1敗退、ダニエル・リカルド(RB)が13番手でSQ2へ進出した。

中国人で初めて母国GPを走っているジョウ・グァンユ(Kickザウバー)はSQ2へ進出した。

【スプリント予選:SQ1敗退】F1中国GP
16 P.ガスリー(アルピーヌ)
17 E.オコン(アルピーヌ)
18 A.アルボン(ウィリアムズ)
19 角田裕毅(RB)
20 L.サージェント(ウィリアムズ)

■SQ2:ジョウ・グァンユがSQ3へ、リカルド敗退

SQ1中にコースサイドの芝生の火災が再び発生し、サーキット中に煙が広がった。セッションは遅れてスタートすることになり、その間に雨が降り始めたが、全車ミディアムタイヤで走行した。

10分間のSQ2トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)だった。

ダニエル・リカルド(RB)は14番手でSQ3には届かなかった。

中国人初の母国GPを走っているジョウ・グァンユ(Kickザウバー)は10番手でSQ3へ進出すると場内のファンから大歓声が湧き起こった。チームメイトのバルテリ・ボッタス(Kiickザウバー)もSQ3へ進出しており、Kickザウバーはセッティングが合っているようだ。

【スプリント予選:SQ2敗退】F1中国GP
11 G.ラッセル(メルセデス)
12 K.マグヌッセン(ハース)
13 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
14 D.リカルド(RB)
15 L.ストロール(アストンマーティン)

■SQ3:ノリス、タイム取り消しが取り消されポールポジション獲得

SQ2から雨が降り出したものの、全車ミディアムタイヤで走行。しかし8分間のSQ3では全車が小雨用のインターミディエイト(緑)を装着した。

SQ3序盤、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がターン2の出口でスピンしてタイヤバリアにフロントタイヤが軽く接触。大きなダメージは見られなかったものの確認のためガレージへ戻った。

8分間のSQ3でスプリント予選ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だった。明日午前中のスプリント・レースではこの3名がスターティンググリッドのトップ3からスタートする。

ノリスは最終ラップで1秒以上も上回る驚異的な最速タイムを叩き出したものの、最終コーナー(ターン16)のトラックリミット違反でタイム取り消しになった。しかしその後、一度は消えたタイムが復活し、見事、スプリント予選のポールポジション獲得となった。

ノリスはF1で表彰台の頂点に立ったことがなく、スプリント・レースで“F1初優勝”を目指したい。

ジョウ・グァンユ(Kickザウバー)は10番手と大健闘。チームメイトのバルテリ・ボッタス(Kiickザウバー)は9番手。このサーキットでトップ5チームを崩したのは、RB F1ではなくKiickザウバーだった。

【スプリント予選:SQ3】F1中国GP
1 L.ノリス(マクラーレン)
2 L.ハミルトン(メルセデス)
3 F.アロンソ(アストンマーティン)
4 M.フェルスタッペン(レッドブル)
5 C.サインツ(フェラーリ)
6 S.ペレス(レッドブル)
7 C.ルクレール(フェラーリ)
8 O.ピアストリ(マクラーレン)
9 V.ボッタス(Kickザウバー)
10 G.ジョウ(Kickザウバー)

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