RB F1のローラン・メキース代表は、F1開幕から2戦を終えて、角田裕毅には次のステップを望み、F1引退が近づいているとの憶測が出ているダニエル・リカルドについては満足しているようだ。
■大先輩がリカルドの限界を示唆
1980年のF1ワールドチャンピオンであるオーストラリア人のアラン・ジョーンズは今週、このスポーツは34歳のリカルドの「最良の日々」を経験しており、2025年までのシートを維持するためには今一度自分自身を証明する必要があると語ったことから、引退も近いと噂されている。
■RB代表はリカルドに満足
今週はリカルドの地元オーストラリアのメディアや、後継者候補のリアム・ローソンまでもがリカルドにプレッシャーをかけているが、興味深いことに、RBチームのローラン・メキース代表はリカルドに満足しているようだ。
「彼とともに走った最初の2、3日で、レースで勝てる男を見ることができた」と彼はポッドキャスト『Beyond The Grid(ビヨンド・ザ・グリッド)』に語った。
「もちろん、ここ数年は厳しい時期もあったが、皮肉なことに、それが今の彼を最高のマインド、最高の精神、最高のエネルギーに導いているのだろう」とメキースは付け加えた。
メキースはまた、かつてアルファタウリだったRBは、コックピットにリカルドのような経験豊富なドライバーを必要としていたと言う。
■角田裕毅には次のステップを望む
リカルドのチームメイトである角田裕毅も、2025年のレッドブル昇格を望んでいると公言している。
ホンダの支援を受けている23歳の角田は、2026年からホンダを搭載するアストンマーティンへの移籍の可能性も噂されており、来季のシートはまだ決まっていない。
そんな難しい状況の中、ローラン・メキース代表は角田裕毅にステップアップを望んでいると語った。
「我々がユウキに求めているのは、彼が次のステップに進むことだ。トップ選手たちは、ステップを踏んでいくものだからね」とメキースは語った。