複数の情報筋や報道によると、レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は数百人のF1ジャーナリストに女性スタッフとの不倫の詳細をリークしたのが誰なのかについて内部調査を開始し、その犯人がヘルムート・マルコ博士だったのではないかと疑っているという。
レッドブルの権力闘争の中で、オーストリア人のマルコはオーストリア側についていて、一方のホーナーはレッドブルGmbHの51%オーナーであるタイ人オーナーと協力してレッドブル・ブランドの最高峰F1チームの全権を握ろうと画策していると噂されている。
元F1ドライバーのアレックス・ブルツは『ORF』に対し、「これは彼らにとって、パドックだけにとどまらない非常に大きな問題だ」と語った。
マルコはジェッダでこの件に関してメディアに話すことを禁じられていたのに違反し、ホーナーを激怒させたと言われている。その中には、ホンダやフォードからもホーナーの件について懸念する手紙が届いていることを暴露したことも含まれている。