2024年2月19日、ファッションブランドの『アルファタウリ』が、FIA(国際自動車連盟)と3年間のパートナーシップを発表した。
アルファタウリは、2023年まで角田裕毅が所属するF1チーム『スクーデリア・アルファタウリ』として活動して世界的な知名度を上げてきた。今年からレッドブル傘下のイタリアチームは『ビザ・キャッシュアップRB』とチーム名を変更している。
アルファタウリはFIAの全スタッフにウェアとアクセサリーを提供し、スタイルと利便性がモータースポーツの世界とどのように融合するかを再定義していくという。
また、アルファタウリはFIA Prize Giving Ceremony(FIA授賞式)の公式パートナーでもある。
■FIA会長「アルファタウリは完璧なパートナー」
FIAのモハメド・ベン・スライエム会長は、今回のコラボレーションについて次のように述べた。
「FIAは、モータースポーツの世界をより充実させるためにテクノロジーとイノベーションを活用するパイオニアであり続けてきた。FIAのスタッフは、世界中のモータースポーツイベントの安全と成功を確保するために、舞台裏でたゆまぬ努力を続けている」
「アルファタウリとのパートナーシップにより、私たちはFIAウェアシリーズに快適さとスタイルをもたらすことができる。アルファタウリの革新的なアプローチとファッションへの献身は、完璧なパートナーだ」
■アルファタウリCEO「デザインを通じて利便性を高める」
アルファタウリのCEOであるアフメット・メルカンは、次のように述べた。
「FIAの公式ウェア・パートナーとなることは、アルファタウリにとって、イノベーションとテクノロジーをファッションにシームレスに統合する方法を紹介し続ける素晴らしい機会だ。このパートナーシップは重要な一歩であり、私たちのスタイルへのこだわりだけでなく、デザインを通じて利便性を高めるという私たちの献身を反映した製品をFIAのスタッフに提供できることを誇りに思う」。
FIAとアルファタウリのパートナーシップは、自動車技術、ハイファッション、卓越性の追求の融合を象徴しているとし、FIAのスタッフは、個性的でスタイリッシュな存在感を維持しながら、その役割を体験する方法を変革することになるという。