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佐藤琢磨、2024年のインディ500参戦を発表!「多くの成功を収めてきた仲間と再会」

2024年02月16日(金)6:58 am

2024年2月15日、インディ500で2勝を誇る佐藤琢磨が、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)に復帰し、第108回インディアナポリス500(2024年5月26日決勝)にホンダ・エンジン搭載の75号車で参戦すると発表した。佐藤琢磨は、2017年と2020年のインディ500で優勝しているレジェンドだ。

■佐藤琢磨

佐藤琢磨は「RLLは多くの成功を収めてきた仲間」と語った。

「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングとともに第108回インディ500に参戦できることにこのうえない喜びを感じています。このようなチャンスをくださったボビー、マイク、デイヴィドの3人、そして関係者の皆さまには心からお礼を申し上げます」

「RLLと共に歩んできた私の挑戦は10年以上に及ぶものであり、チームへの再加入が、とてもエキサイティングなプロジェクトになると確信しています。これまで多くの成功を収めてきた仲間と再会し、新たなチームの一員として仕事ができることを今は待ちきれない思いでいます」。

■ボビー・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング共同オーナー)

共同オーナーのレイホールは「琢磨はモチベーションをもたらす源」と語った。

「琢磨がチームに戻ってきてくれることに、言葉では言い表せない喜びを感じています。私たちは琢磨とともに、これまでに大きな成功をいくつも成し遂げてきましたが、何度も申し上げているとおり、琢磨は私ひとりだけでなく、チーム全体、さらには多くのファンにモチベーションをもたらす源となっています。彼のチームに対する貢献と、インディ500での成功を、いまは楽しみにしているところです」。

■マイク・ラニガン(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング共同オーナー)

共同オーナーのラニガンは「琢磨はインディ500の勝ち方を知っている」と語った。

「インディアナポリス500で琢磨とともに再び戦えることに深い感動を覚えています。これまで彼が実践してきたとおり、琢磨はどうすればインディアナポリスで勝てるかを知っており、彼の経験が私たちのスーパースピードウェイ・プログラムに大きな価値をもたらしてくれるのは間違いありません」。

■佐藤琢磨の過去の戦績

佐藤琢磨は、RLLに2012年、2018年から2021年まで在籍し、通算6勝のうちのRLLでインディ500を含めて4勝を挙げている。2023年は名門チップ・ガナッシ・レーシングからインディ500を含めたオーバルレース5戦に出場していた。

また、2024年のインディ500は通算15回目の参戦となり、RLLからは6度目の参戦となる。RLLでは、通算14回上った表彰台のうち10回、通算10回のポールポジションのうちの3回を達成している。

2010年のインディカー・デビュー以来、これまで220戦に参戦してきた。この参戦数は現役ドライバーの中で6番目、インディカー・シリーズに参戦した全ドライバーのなかでは22番目に多い記録だ。

また、琢磨は2002年から2008年までF1グランプリに90戦出場。最高位は2004年にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催されたアメリカGPでの3位だ。

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