元F1ドライバーのクリスティアン・アルバースによれば、リアム・ローソンは2024年のF1フルタイムシートに昇格するはずだったという。
昨年、レッドブルのジュニアドライバーだったローソンは、負傷したダニエル・リカルドの代役としてアルファタウリに招集され、ビッグチャンスを手にした。
しかし、チームオーナーのレッドブルはリカルドと角田裕毅を2024年も残すことを選択し、ニュージーランド出身のローソンは今年もリザーブドライバーにとどまった。
しかし、ヘルムート・マルコ博士はローソンがフル参戦に値すると認めており、基本的に2025年のシートを約束している。
レッドブルのコンサルタントであるマルコ博士は『Osterreich(オスターライヒ)』紙に「イエスだ、そしてその前に、少なくとももう少しレースを走り、彼のポテンシャルがどこにあるのかを知るべきだ」と答えている。
オランダ人のアルバースも、おそらく今年はローソンがグランプリのグリッドに並ぶだろうと同意している。ミナルディとスパイカーをドライブした元F1ドライバーは『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙にこう語っている。
「もしセルジオ・ペレスが昨年のようなパフォーマンスを続ければ、レッドブルがリカルドと交代させる可能性は高い。しかし、それはダニエル自身がいい仕事をするかどうかにかかっている」
「そうなれば、アルファタウリでローソンのためのポジションが空くことになる。しかし個人的には、リアムが今季の契約を得られなかったことがとても残念だ。彼はリカルドの代役として5回の週末すべてで素晴らしい仕事をしたし、特に若手ドライバーを支援することになっているアルファタウリではチャンスに値すると思う」
「彼に契約のオファーがなかったのは残念だ。そしてペレスは、2022年に自身の契約を2年延長したことに特に安堵しているはずだ」とアルバースは語った。