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ハミルトンは“怠けていた”と元F1最高責任者 レッドブルと2名のドライバーを高評価

2024年01月21日(日)18:33 pm

メルセデスは今年、F1の最前線に返り咲くことは難しいだろうが、それはレッドブルが技術的に優れているからだけではない。これは元F1最高責任者のバーニー・エクレストンの見解で、メルセデスが圧倒的な強さを誇った数年間を忍耐強く戦い抜き、F1の新勢力となったレッドブルを称賛している。

「彼らは辛抱強く前年のメルセデスの勝利に耐え、弱点をひとつずつ取り除いていった」と93歳のエクレストンはドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』誌に語っている。

「彼らは今、最高のチーム、最高のデザイン、最高のマシン、最高のドライバーを擁している。彼らは素晴らしい仕事をした」とエクレストンは付け加えた。そして、彼はレッドブルが2024年に再び優勝すると考えている。

「『トレンドは友達』というのは株式市場だけに当てはまることではないんだ」とエクレストンは微笑んだ。「でも、もしそれができるとしたら、フェラーリだろう。メルセデスではない」

「ルイス・ハミルトンは少しサボっていたし、ジョージ・ラッセルは彼が思っていたほど良くなかった。それでも、あれほど劇的に負けることはなかったはずだ」とエクレストンは非難した。

■フェルスタッペンとピアストリを高評価

エクレストンはレッドブルの“エースカード”はマックス・フェルスタッペンだと考えている。「マックスは今のところすべての物差しだ。彼をマクラーレンやフェラーリ、メルセデスに乗せても勝てるだろう」。

エクレストンは、マクラーレンのランド・ノリスが真のトップドライバーであることを認めつつも、次のように主張した。

「最も印象的なのは、若いオーストラリア人のオスカー・ピアストリだ」

「彼はいつの日かチャンピオンになるだろう」。

■ミック・シューマッハとギュンター・シュタイナー前代表に言及

しかし、エクレストンの印象に残っていないのは、ミハエル・シューマッハの息子ミックのF1レースキャリアをめぐる、今はハースを解雇されたギュンター・シュタイナー前代表の対応だ。

「彼は自分の力を発揮する機会を与えられなかった。ミックは間違ったチームで、間違った人々と一緒にいたんだ。(ハースの)連中は彼の名前に惹かれて採用したんだ。彼らは彼の良し悪しにはまったく興味がなかったんだ」とエクレストンは言う。

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