カルロス・サインツは、フェラーリとの新契約を複数年にすることを望んでおり、2024年シーズンの開幕前にサインし締結することを望んでいると明言した。
■フェラーリ、ルクレールは5年契約、サインツには1年契約?
最近、イタリアの情報筋によると、チーム代表に就任して1年目のフレデリック・バスールは、シャルル・ルクレールに対して来年以降もマラネロにとどめるため、年俸を2倍にし、5年という巨額の契約を提示しているという。しかし、スペイン人のサインツには1年契約しか提示されていないと噂されている。
マドリードで開催されたスポンサー、『Estrella Galicia(エストレーリャ ガリシア)』のイベントでサインツは、「彼ら(フェラーリ)が僕に何をオファーしているかという話はあるけど、それは知らずに言われていることだし、憶測で言うつもりはないよ」と語った。
バスールは今週、話し合いは始まっており、結果は「すぐに」明らかになると語った。
■サインツ、シーズン前には契約を延長したい
サインツはこう語っている。
「僕たちは合意しなければならない。世界選手権の開幕戦まで、あと3カ月あるからね」
「もちろん、更新したいし、1年以上やりたい。フレッド(バスール)とフェラーリ・ファミリー全体から完璧に評価されていると感じているし、ドライバーとして、それが最優先事項だ」
「そう感じて、自分が評価されていると感じられるなら、更新するつもりだ。お互いが望むなら、合意に達すると確信している」と29歳のサインツは語った。
ルクレール同様、サインツの現在の契約は2024年までとなっているが、サインツは来年初めの新シーズン開幕前に自分の運命を知りたいと主張している。
「現実には、先日フレッドが言ったように会話が交わされている。2025年に自分がどうなっているのかを知りたいんだ。次の目的地がわからないままスタートするのは嫌だね。僕の最優先事項はフェラーリであり、さらに何年もそこにいることだ。それは秘密でもなんでもない。チームにとても満足しているよ。この数カ月で合意しなければならないね」。