アブダビでフェルナンド・アロンソとアストンマーティンの契約を2024年以降も延長したいと宣言したマイク・クラックだが、一歩後退したかもしれない。
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チーム代表のこの発言は、42歳のスペイン人ドライバーとの新契約がすでに決定しているというサインだと考える者もいた。クラックは現在、アブダビで「明らかに、それは私一人で決めることではない」とスペインの放送局『DAZN(ダ・ゾーン)』に語っている。
「我々には(オーナーの)ローレンス・ストロールもいるし、マーティン・ウィットマーシュもいる。でも、彼が今見せている仕事のレベルで言えば、フェルナンド・アロンソの年齢は単なる数字に過ぎないとしか言えない」
「私は、彼は非常に長いスポーツキャリアを持っていたロジャー・フェデラーやバレンティーノ・ロッシのようなものだと思っている。私は30歳にもなっていないドライバーと仕事をしたことがあるが、彼らは大したことを成し遂げていないにもかかわらず、『僕はすべてを達成した』と言っていたよ」
「そして、アロンソのような偉大なメンタリティを持ち、大きな決断力を持つドライバーもいるんだ」。
■デ・ラ・ロサ「迷うまでもない」
アロンソの友人であり、同じスペイン人でいくつかのチームで長年同僚だったペドロ・デ・ラ・ロサは、現在アストンマーティンでグランプリのアンバサダーを務めている。そして彼は、チームがアロンソに新契約を与えるべきかどうかという疑問は迷うまでもないと言う。
「イエス、イエス、イエス、彼が求めるすべての年はイエスだよ」とデ・ラ・ロサはニヤリと笑った。
■アロンソはメッシだ。契約に悩むなんて理解できない
経験豊富な元F1エンジニアのトニ・クケレッラも完全に同意している。
「マイク・クラックのように、私もその質問は理解できない」と彼は言う。
「彼の契約を更新しませんか?メッシを獲得したいと思いますか?あなたは『くそー、もちろん彼が欲しい!』と言うだろう」
「彼は完璧に機能している。彼はまだとてもスピードがある。彼と更新してくれないかって?私ならこう言うだろう『君は愚かなのか、それともなんだ?』とね」。