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【F1アメリカGP:SQ】ラッセルに“痛い”3グリッド降格ペナルティ!リカルドはスプリントを10番手スタート

2023年10月22日(日)5:37 am

アメリカ大陸3連戦の初戦、F1第19戦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、オースティン)のスプリント・シュートアウト後、ジョージ・ラッセル(メルセデス)に3グリッド降格ペナルティが科せられた。

●【2023F1第19戦アメリカGP】全セッションの結果・開催スケジュール

シャルル・ルクレール(フェラーリ)がフライングラップをしていたところ、最終ターンの2つ手前のターン19出口でレーシングライン上にいたラッセルに引っかかり、ルクレールはレーシングラインを外してアタックを続けた。ルクレールはこの妨害に対して「ミスター・ラッセルさんにペナルティを」と冷静に訴えていた。

スチュワードは、ドライバーとチーム代表者らと話し合い、入手可能なデータや証拠ビデオも検討した結果、ラッセルには状況を回避するためにもっとできることがあったと判断し、ラッセルに3グリッド降格のペナルティを科した。

これにより、ラッセルは8番手から11番手に降格し、8番手アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、9番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、10番手ダニエル・リカルド(アルファタウリ)というスターティンググリッドになった。

この後、日本時間7時から行われるスプリント・レースは、8位以内に対してポイントを与えられるため、ラッセルにとっては痛いペナルティとなった。

■スチュワードの声明文

スチュワードは次のような声明を発表した。

「63号車(ラッセル)はSQ1終盤のフライングラップに備えて最後の2コーナーに入っていたが、16号車(ルクレール)がすぐに迫ってきた」

「チームは数秒前に接近する車両についてドライバーに知らせたが、63号車がターン19に進入し、16号車がすぐ後ろにつく直前にはそれ以上の情報はなかった」

「63号車はターン19以降もレーシングラインから動かず、16号車を不必要に妨害してしまった」

「スチュワードは、チームからの情報に関係なく、他の車が不必要に妨げられないようにするのはドライバーの責任であると指摘している」。

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