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ウィリアムズF1のアルボンが主張「サージェントには速さと才能がある。必要なのはもう少しの時間と自信」

2023年10月06日(金)19:12 pm

ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは、苦戦を強いられているルーキーのローガン・サージェントが2024年もチームメートとして一緒に走ることになるのを願っているようだ。

■シート喪失の噂がささやかれているサージェント

これまでにほとんど全てのF1チームの2024年ドライバーズラインアップが確定している。そして、唯一未確定なのが、現在22歳のアメリカ人ドライバーであるサージェントが座っているシートだ。

今年のレギュラードライバーの中でまだ1ポイントも獲得できていない唯一のドライバーであるサージェントだが、それに加えてクラッシュすることも多く、F1関係者の中には、2024年のシートを確保するのは難しいだろうと予想している者も少なくない。

実際のところ、メディアは、現在アストンマーティンのリザーブドライバーを務めているブラジル出身のフェリペ・ドルゴビッチや、メルセデスのリザーブを務めているミック・シューマッハ、さらには負傷したダニエル・リカルドの代役としてアルファタウリで印象的なパフォーマンスを見せているリアム・ローソンなどがその有力後任候補だろうと推測している。

■もうクラッシュは許されないサージェント

しかし、今年からウィリアムズのチーム代表を務めているジェームズ・ヴォウルスは、最近もサージェントの続投を示唆するコメントを何度か繰り返している。

「そう言ってもらえるのはうれしいよ。本当に、ちょっとうれしい驚きだったよ」

そう語ったサージェントだが、今後はクラッシュしないように気をつける必要があることも十分に自覚しているようだ。

「クリーンな週末を過ごせるようにするには、多分少し自制することが大事だろうね」とサージェントは今週末のF1第18戦カタールGP(8日決勝)に向けて語っている。

実際のところ、ウィリアムズではすでにスペアパーツが枯渇しており、サージェントはもうクラッシュすることは許されない状況だ。

■サージェントに必要なのは時間と自信だとアルボン

一方、ここまでにウィリアムズが獲得した21ポイント全てを稼ぎ出しているイギリス生まれのタイ国籍ドライバーであるアルボンは、サージェントの2024年のシートがまだ確定していないことに言及しながら次のように語っている。

「僕が決めるわけではないけれどね。でも、ローガンのことはかなりよく知っているよ。僕には彼にパフォーマンスがあることがわかるんだ。彼は正当な評価を得ていないと思うよ」

「ローガンにはスピードと才能がある。僕が言うべきではないけれど、彼が犯したいくつかのミスによってそれが少しばかり相殺されてしまっただけだと思っている」

そう語った27歳のアルボンは、次のように付け加えた。

「彼とはとてもうまくやっているし、彼にはもう少し時間と自信が必要だと思う。そうすれば、彼は上がってくるよ」

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