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2024年のホンダPUは「さらに進歩する」 F1日本GPではホンダ設立75周年を祝う優勝&年間王者

2023年09月24日(日)17:47 pm

レッドブルは2024年にさらに優れたホンダ・パワーユニットの恩恵を受けるはずだ。

●【2023F1第17戦日本GP】全セッションの結果・開催スケジュール

マクラーレンのザック・ブラウンCEOは鈴鹿サーキットで、レッドブルは2023年型マシンの開発を実質的に中止しているため、次のマシンがさらに良くなるかもしれないという事実は「恐ろしい」と語った。

■ホンダはさらに進歩する

ホンダに関する最新ニュースはライバルにとってさらに恐ろしいものになるだろう。鈴鹿サーキットを訪れていたHRCの渡辺社長は『De Telegraaf』に次のように語った。

「パワーとパフォーマンスに関しては何も改善できませんが、このエンジンなら他の分野ではまだ進歩できます」

「例えばフェラーリはエンジンが大幅に進化していますし、メルセデスのERSシステムも非常に強力です。また来年のエンジンの寿命を改善する予定です。したがって、もっと多くのことが計画されているのは確かです」

■F1撤退の後悔はない

レッドブルは2026年に向けてフォードと共同で独自のエンジン子会社を開発中とはいえ、F1ではホンダとまだ協力関係にある。しかし、レッドブルが『レッドブル・パワートレインズ(RBPT)』を設立したのは、当初ホンダが2021年いっぱいでF1から完全に撤退することを決めた後のことだった。

HRC渡辺社長は次のように語った。

「2020年にあの決断を下したことを後悔しているわけではありません。あの時、私の考えでは、それは正しい選択でした。ホンダの経営陣は、気候変動に対する中立性を重要な柱としていました」

しかし、ホンダはこの決断を撤回し、2026年の新エンジンルールのスタート時からアストンマーティンとフルワークス体制でチームを組むことになった。2026年について聞かれると、次のように語った。

「レッドブルは彼らの(フォードとの)エンジンについて何も教えてくれません。そして、私たちも開発について彼らに何も語りません。今は一種の情報戦が起こっているのです」

「2025年まではレッドブルがすべて勝ってくれることを願っています。そして2026年以降は、うまくいけば我々が彼らの最大のライバルになることを期待しています。まったく新しいエンジンを作るのは大きな挑戦ですが、我々の目標は次の時代にチャンピオンを獲得することです」。

■ホンダ設立75周年を祝う優勝&年間王者

F1日本GP決勝レースではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝し、『レッドブル・レーシング・ホンダRBPT』がコンストラクターズ・チャンピオンを獲得した。この日はホンダの創立75周年という記念すべき日だったが、お膝元の鈴鹿サーキットで完璧な勝利をファンの前で達成した。

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