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【レッドブル】今週末のF1シンガポールGPが連勝記録にとって最大の難関に?

2023年09月13日(水)17:11 pm

2023年F1シーズンはここまでのところ2021年と2022年のF1チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンを擁するレッドブルが圧倒的な強さを誇っている。

●【2023F1第16戦シンガポールGP】開催スケジュール・全セッションの結果

レッドブルとしては、昨年の最終戦アブダビGP以降ここまで15連勝を飾っている。そして25歳のオランダ人ドライバーであるフェルスタッペンは今季の第14戦オランダGPでこれまでセバスチャン・ベッテルが持っていた9連勝記録に並ぶと第15戦イタリアGPでも勝利してその記録を10連勝に伸ばしている。

だが、そのレッドブルとフェルスタッペンにとって、今週末に開催される第16戦シンガポールGP(17日決勝)の舞台となるマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットが連勝記録を伸ばす上での最大の難関となるかもしれない。

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、『DAZN(ダゾーン)』に次のように語っている。

「シンガポールはカレンダーの中で最も厳しいレースのひとつになるだろう。昨年、我々はそれがどれほど危険なレースになり得るかを目の当たりにしたしね」

フェルスタッペンが予選8番手、決勝7位と苦戦を強いられた2022年のシンガポールGPに言及しながらそう語ったホーナーは、自分たちの連勝がいつか途切れるのは間違いないことだと次のように付け加えている。

「我々は今の勢いを維持するために、可能なことはすべてやるつもりだよ。いつかはライバルたちが我々を打ち負かすだろう。それは避けられないことだし、必ずそうなる。問題はそれがいつなのかということだけさ」

ちなみに、2022年のシンガポールGPでは2番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレス(レッドブル)がスタート直後にポールシッターのシャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイクして独走し、レッドブルに勝利をもたらしている。

今季のフェルスタッペンの安定感からすれば、少なくとも予選でフロントローを確保できれば、連勝をさらに伸ばす可能性も十分にありそうだ。

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