NEXT...F1開催スケジュール

【フェラーリ】現在の最優先事項はドライバーラインアップではなくF1マシンの改善だとCEO

2023年08月31日(木)17:50 pm

イタリアの名門スポーツカーメーカーであるフェラーリのCEOを務めるベネデット・ヴィーニャが、フェラーリのワークスF1チームであるスクーデリア・フェラーリにおける現在の焦点はマシンのスピードアップであり、ドライバーの交代は考えていないと示唆した。

■ルクレールとサインツの新契約交渉がスタートしない理由は?

現在フェラーリのドライバーを務めているモナコ出身のシャルル・ルクレールとスペイン出身のカルロス・サインツの契約はいずれも2024年シーズンまでとなっている。

噂では、フェラーリは25歳のルクレールには2025年からの新たな複数年契約をオファーしたようだと言われているが、本人はまだ交渉すらスタートしていないと否定している。

また、28歳のサインツはできるだけ早く2025年以降の新契約ついて話し合いたいと考えていることを認めているものの、チーム代表のフレデリック・バスールは、2025年の契約については今シーズンが終了する前に交渉を開始するつもりだとしている。

F1関係者の中には、バスールが現在のドライバーたちとすぐに契約交渉を行おうとしていないのは、噂にのぼっているようにルイス・ハミルトン(メルセデス)がフェラーリへ移籍する可能性が実際にあるためではないかと疑っている者もいるようだ。

■優先すべきはF1マシンの競争力アップだとCEO

このハミルトン移籍の噂について質問されたヴィーニャCEOは、放送局『CNBC』とのインタビューの中で次のように答えている。

「今、我々にはシャルルとカルロスがいて、彼らは素晴らしい仕事をしている。彼らは友人同士だが、お互いに競争相手でもある」

「我々にとって、最優先事項はマシンの競争力を高めることだ」

セミコンダクター業界出身という経歴を持つ54歳のヴィーニャはそう語ると、次のよう次のように付け加えた。

「今のところ、我々にとってはこれまでで最速のマシンがある。だがそれはサーキットでは最速ではない。だから、我々は改善し続けなければならないんだ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック