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シャルル・ルクレールが最近の噂を否定「フェラーリとの契約交渉は始まってさえいない」

2023年08月10日(木)20:30 pm

シャルル・ルクレールが、すでにフェラーリと2025年と2026年の2年間プラス延長オプション付きの新契約にサインしたという最近の報道を否定した。

25歳のモナコ人ドライバーは、フェラーリのパフォーマンスと運営上の苦境が続く中でモチベーションを失いつつあるとの噂もある。

■フェラーリがどうすれば改善できるかは明確だとルクレール

そのルクレールはこのほど、イタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』紙に次のように語った。

「僕は、たとえどんな状況にあろうと、今あるものを最大限に生かすためのモチベーションを見つけるよ」

「今のところ、マシンは見ての通りだし、残念ながら奇跡は存在しない。だけど、だからこそ、継続していくための力を見つけなければならないんだ」

「シーズン序盤は、マシンが期待したレベルではなかったからほぼ期待値をリセットしなければならないところだった」

「だけど、どうやって改善していかなければならないかは明確になっているよ」

■チーム代表との関係も問題なし

ルクレールがフェラーリにとどまるための鍵は、2023年からチーム代表を務めているフレデリック・バスールとの関係かもしれないとも考えられている。そして、ルクレールはバスールとの関係はうまく行っていると次のように主張している。

「そう、フェラーリへの愛が常に存在し、今も存在し続けていることとは別に、私はフレッドと多くのことを分かち合っている。その多くは将来の計画に関するものだ。僕たちは同じ立場で考えているよ」

「僕はこれから起こることを知っているし、信念を持っているんだ」

■優先事項はフェラーリで勝つこと

それにもかかわらず、ルクレールはここ数か月にわたってフェラーリを離れ、ほかのチームへの移籍を検討しているようだとも噂されていた。

「ほかのチームに移籍するという噂が立つのは、僕が自分の仕事をきちんとこなしていることを示すものだよ。でも、僕は自分が何をしたいのかわかっているから、そういうことには関心がないんだ。フェラーリが僕に何を求めているのかはまだわからないけれどね」

そう語った25歳のルクレールは、次のように付け加えた。

「契約についての話し合いはまだ始まっていないけれど、僕の中ではすべてが明確だよ。僕はフェラーリを愛しているし、ここで勝ちたいと思っている。それが僕の優先事項なんだ」

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