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アルピーヌF1を“突然”解雇されたサフナウアー、これから「ジムに通って減量に努める」

2023年08月14日(月)17:24 pm

今季のF1第13戦ベルギーGPを最後にアルピーヌから解雇された前チーム代表のオットマー・サフナウアーが、しばらくは体重を減らすことに務めると語った。

■サフナウアーにとっては突然の解雇だった

ルノーの事実上のワークスF1チームであるアルピーヌは、ベルギーGPの舞台となったスパ・フランコルシャンでサフナウアーとスポーティングディレクターを務めていたアラン・パーメインがこのレース後に離脱することを発表し、これはお互いの合意によるものだとしていた。

だが、ルーマニア生まれのアメリカ人であるサフナウアーは、実際には驚きを隠せなかったという。

「なぜこのような決断が下されたのか、私にはわからないんだ」

■マクラーレンに逆転を許したことが引き金に?

オーストリアの『Servus TV(セアヴスTV)』にそう語ったサフナウアーは、引き金となったのはエステバン・オコンとピエール・ガスリーの2人が第11戦イギリスGPと第12戦ハンガリーGPの2戦連続でリタイアしたことだったのかもしれないと示唆しながら、次のように続けた。

「連続で4台がリタイアしたが、それらはいずれもチームのせいではなかったんだ」

「しかし、意思決定者が正しい情報を持っていなければ、適切な段階を踏むことはできないよ」

サフナウアーによれば、それらのリタイアはサプライヤーから供給されたパーツの不具合とクラッシュが原因だったという。

実際のところ、第10戦オーストリアGPが終了した時点では、アルピーヌが直接のライバルであるマクラーレンをコンストラクターズ選手権でリードする立場にあった。

だが、イギリスGPで突然戦闘力を高めたマクラーレンがこのレースで一気にアルピーヌを逆転すると、ハンガリーでも好成績を収めてその差をさらに広げてしまっている。

■今後は減量に努めるとサフナウアー

サフナウアーにとって今回の更迭はあまりにも突然のことだったため、これからどうするかについてはまだ何も考えていないという。

「数週間か数か月は休むことになるし、これから減量に励むつもりだよ」

58歳のサフナウアーはそう語ると、次のように付け加えた。

「少し走って、毎日ジムに通うのがいいかもしれないね」。

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