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【レッドブルF1】リカルドが2025年に復帰する可能性があるとチーム代表が示唆 デ・フリース解雇にも言及

2023年07月19日(水)17:27 pm

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、ダニエル・リカルドが2024年にレッドブルに復帰することはないものの、2025年にはその可能性もあると示唆した。

最近、レッドブルでは不振が続いているセルジオ・ペレスとの契約を今季いっぱいで解除し、2024年には別のドライバーに現F1チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンのチームメートを務めさせる可能性があるとの噂がささやかれ続けている。

■2024年にドライバー交代はないとレッドブルのボス

こうした中、今季レッドブルのリザーブドライバーを務めているリカルドがニック・デ・フリースに代わって今週末に行われる第12戦ハンガリーGP(23日決勝)以降、セカンドチームであるアルファタウリのドライバーを務めることになったことから、これは2024年にリカルドが再びレッドブルに復帰する可能性があることを意味するものだと受け止めた者もいるようだ。

だが、ホーナーはこのほど、レッドブルとしては2024年もフェルスタッペンとペレスのコンビで戦う計画に変わりはないとF1のポッドキャストに次のように語った。

「ほかの計画などないよ」

「我々の来シーズンの2人のドライバーはマックスとチェコ(ペレスの愛称)だ。だが、才能のある者がベンチに控えているのはいいことだよ」

「もちろん、ダニエルは2025年のレッドブルのコックピットに自分自身を推薦したいと考えている。彼はアルファタウリを経由する道がベストだと考えているよ」

■デ・フリース解雇の決断を擁護するホーナー

一方、ここまで苦戦が続いていたとは言え、今年初めてのF1フルシーズンを戦っていた28歳のデ・フリースをわずか10レースで解雇したレッドブルの判断を批判する声も少なくない。

実際のところ、レッドブルでかつて4度F1王座についた実績を持つセバスチャン・ベッテルも、今回の判断は「過酷」で「残忍」なものだと表現したと報じられている。

この件について質問されたホーナーは、デ・フリース解雇に至った理由を次のように説明している。

「期待が大きかったんだ」

「これ以上待ったところで意味はなかっただろう」

■リカルドにチャンスを与えたかったレッドブル

そう語ったホーナーは、2025年にはリカルドがレッドブルに復帰するチャンスが生まれるかもしれないと示唆するように、次のように付け加えている。

「我々はこれからの12レースで走るチャンスをダニエルに与えたかったんだ。そうすれば、彼は自分の力を示すことができるからね」

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