マクラーレン・レーシング、マクラーレンF1チーム公式プライマリーパートナーであるGoogleは7月3日、2023年F1イギリスGPで特別な「Chrome(クローム)」カラーリングを発表した。
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Chromeカラーリングは、チームが2006年から2014年まで採用していたマクラーレンのファンに人気のデザインを記念したものだ。
マクラーレンのクローム時代は、2008年にルイス・ハミルトンが初めてドライバーズタイトルを獲得したカラーリングだ。また同年、Googleは先駆的な超高速Chromeブラウザを発表した。
チームはGoogle Chromeを運営全体で使用しており、サーキットとマクラーレン・テクノロジー・センターの両方でパフォーマンスをサポートしている。F1と同様に、Chromeブラウザは速度、信頼性、セキュリティを重視している。
ドライバーも、特別なデザインのヘルメットとレーシングシューズでクロームの復活を祝う。
■Google「ホイール・カバーは好評だった」
Googleのグローバルマーケティング担当副社長のニック・ドレイク氏は次のように述べた。
「Google Chromeチームにとって、マクラーレンと協力して象徴的なカラーリングの要素を復活させ、実現できて光栄です」
「我々のパートナーシップを紹介したブランドのホイール・カバーに対するファンの反応を嬉しく思っています。そして今回、Google Chromeはマクラーレンのホーム・レースに向けてクロームを戻します」
■マクラーレン60周年記念、他のカラーリングも再検討
この特別カラーリングは、マクラーレンが継続的に行っている創立60周年記念の一環であり、F1チームとアロー・マクラーレン・インディカー・チームは、特に象徴的なトリプルクラウンの達成を記念して、他の伝統的なカラーリングを再検討している。