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【F1カナダGP】予選は雨で波乱もフェルスタッペンがポールポジション!ヒュルケンベルグ笑顔の2番手!角田裕毅0.01秒届かずQ1敗退、ペレスとルクレールは悔しいQ2敗退

2023年06月18日(日)7:04 am

2023年F1第9戦カナダGP(サーキット・ジル・ビルヌーブ)の予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得した。

●【2023F1第9戦カナダGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■【Q1】角田裕毅、わずか0.016秒届かずQ1敗退

18分間の予選Q1は、気温16度、路面18度、天候は曇り、路面はウェットで始まり、全車インターミディエイトタイヤ(緑)でコースインしていった。

■いきなり赤旗

開始早々、ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)がコースインしてすぐに止まってしまったため、残り14:33で赤旗が出されてセッション中断となった。

しかし赤旗が出された直後、ジョウ・グァンユは自力で動き出しピットに戻ったものの、原因不明だ。

■セッション再開、難しいコンディション

日本時間5時10分、セッションが再開するとレッドブルF1勢が先頭でコースイン。雨が降る前にタイムを出しておこうという狙いだ。

すぐにターン2で雨が降りだしてきたとの報告が入ってきており、早い段階でタイムを出しておきたい。ミスは許されない。

しかし雨は強くならず、レーシングラインはドライ路面になっていて、インターミディエイトタイヤではタイムが落ちてしまっている。とはいえドライタイヤを選択するにはリスクが高く、難しいコンディションだ。

もしこのまま雨が降らなければ、Q1の最後にはリスクを取ってドライタイヤに履き替えてタイムアップも可能かもしれない。

セッション残り3分を切ると、順位が目まぐるしく変わる。

ノックアウトゾーンにいる角田裕毅はチェッカーフラッグが振られる1秒前にコントロールラインを通過してラストアタックに賭けたが、0.016秒届かなかった。

■【F1カナダGP】Q1敗退
16 角田裕毅(アルファタウリ)
17 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
18 ニック・デ・フリース(アルファタウリ)
19 ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
20 ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)

●【2023F1第9戦カナダGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■【予選Q2】ペレスとルクレールがQ2敗退!

15分間の予選Q2は、気温17度、路面19度、天候は曇り、路面はレーシングラインが乾き始めているセミウェットで始まり、全車インターミディエイトタイヤ(緑)でコースインしていった。

■雨に翻弄

Q2はドライ路面も見えている難しいコンディションで始まったが、インターミディエイトタイヤではタイムが伸び悩む路面状況だ。

アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)がソフトタイヤに履き替えると、トップタイムを記録。ライバル勢も続々とソフトタイヤに替えていった。

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はインターミディエイトタイヤで1秒遅れの2番手タイムを残した。

しかし、直後に雨が降り始めたため、タイムアップは難しくなる。

ソフトタイヤのランド・ノリス(マクラーレン)がなんとか3番手タイムを残すと、セルジオ・ペレス(レッドブル)が11番手のノックアウトゾーンに落ちた。

ソフトタイヤで走行中のペレスだが、タイムを残さずピットイン。インターミディエイトタイヤに履き替えてタイミングを狙う。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はソフトタイヤで2番手タイムを出した。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)もソフトタイヤでコースイン。タイヤ選択のタイミングは非常に難しくタイムは伸びなかった。

結局、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とセルジオ・ペレス(レッドブル)がタイミングを逸してしまいQ2敗退を喫した。

■【F1カナダGP】Q2敗退
11 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
12 セルジオ・ペレス(レッドブル)
13 ランス・ストロール(アストンマーティン)
14 ケビン・マグヌッセン(ハース)
15 バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)

●【2023F1第9戦カナダGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■【予選Q3】フェルスタッペンがポールポジション!

ポールポジションを決める12分間の予選Q3は、気温17度、路面19度、天候は雨、路面はウェットで始まり、全車インターミディエイトタイヤ(緑)でコースインしていった。

■雨足強まる

ウェットコンディションの中、全車インターミディエイトタイヤでコースイン。コース上は大きな雨雲が覆っており、どんどん状況は酷くなっていくため、早めにタイムを出しておきたい。

まずはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がベンチマークとなるタイムを記録。

その後、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がセクター2で最速を出すが2番手。

フェルスタッペンはセクター1と3で最速タイムを記録しタイムを更新。

その後、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が2番手に浮上したが、トップのフェルスタッペンとは1.244秒差もある。

■ピアストリがクラッシュで赤旗!

直後にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がターン7でクラッシュ!赤旗が出され、残り7:11で中断となった。

雨は強くなっており、タイムアップは難しそうな状況だ。

ピットレーンに並んでセッション再開を待つアロンソは「雨が強くなってる。これじゃ誰もタイムを伸ばせないよ」と報告した。

案の定、コース上の雨足は強くなり、インターミディエイトタイヤでは厳しいコンディションで、全員がタイムを伸ばせずピットに戻ってきた。

4番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)は「これはエクストリームウェット(青)だよ」とタイヤを履き替えてガレージで待機する。

しかし雨足強まる中、残り2分を残して各チームはタイムアップは不可能と判断し、各ドライバーは順次マシンを降りた。

ポールポジションが確定したフェルスタッペンもスタッフと握手し、ピットウォールの首脳陣とも握手した。

ハースのガレージでは2番手を獲得したヒュルケンベルグがスタッフたちとガッチリ握手。

予選3番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だった。

決勝レース明日、日本時間3時から行われる。

●【2023F1第9戦カナダGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

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