開幕戦F1バーレーンGPでパワーユニットのCE(コントロール・エレクトロニクス)にトラブルを抱えているフェラーリだが、そのパワーユニットに秘密を隠し持っているようだ。
F1サウジアラビアGPで、レッドブルF1首脳のヘルムート・マルコ博士は「フェラーリはエンジンに何かを隠し持っている」とオーストリアの放送局『ORF』に語った。
そのフェラーリのスポーツディレクターであるローラン・メキースは、開幕戦バーレーンGPで信頼性トラブルが発生した後、マラネロが慎重にアプローチしていることを認めたようだ。
「現時点では、我々としては100%予防線を張るのがベストだ。ここ(サウジアラビア)ではできる限り走行できるように予防線を張った」
これが意味するのは、トラブルの解決策が見つかるまでエンジンパワーを落として様子を見るということだろう。
その“予防線”が関係しているのか明かされてはいないが、F1サウジアラビアGPの初日をフェラーリは9番手と10番手で終えており、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)から0.7秒以上離されている。