F1第15戦オランダGP(ザントフォールト)予選を終えて、アルファタウリF1のクラウディオ・バレストリ(ビークルパフォーマンス担当チーフエンジニア)が次のように振り返った。
●【2022F1第15戦オランダGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■予選前のセットアップ変更が功を奏した
クラウディオ・バレストリ(ビークルパフォーマンス担当チーフエンジニア)
予選:9番手、11番手
「金曜日のセッション後、我々はパフォーマンスにあまり満足しておらず、パッケージの改善余地があることも分かっていたので、夜間にセットアップを変更することにした」
「タイヤのマネージメントを改善し、全体的なパフォーマンスを向上させることが目的だったが、特にコーナーで苦戦した。高速コーナーではスライドし、セクター1ではライバルよりも遅かったんだ」
「今朝のFP3では、主な制限を完全に解決できず、パフォーマンスに満足できなかったので、予選前にさらにセットアップを変更したが、それが功を奏した」
「終わってみれば、ユウキが9番手、ピエールが11番手でスタートできるようになった。あとはレースに向けて、タイヤのマネージメントとデグラデーションのコントロールが非常に重要になる。これがうまくいけば、ポイント争いに加われるだろう」。