F1世界チャンピオン4冠のセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)がインスタグラムを開設し、2022年シーズンを最後にF1からの引退を自らの言葉でファンに向けて発表した。
●セバスチャン・ベッテル、F1引退を発表「F1に欠かせない熱烈なファンのみんなにありがとうと伝えたい」
■ミック・シューマッハ、友人ベッテルに感謝「これまでも、今も、とても大切な人」
ベッテルのF1引退という決断を受け、仲が良いことで知られているミック・シューマッハ(ハース)は自身の公式SNSで次のように語った。父・ミハエル・シューマッハと仲が良かったベッテルは、その息子であるミックとも友人として親しくしている。
「あなたが去ってしまうのはとても悲しいけれど、同時にあなたとあなたの人生の新しい章に期待しているよ」
「あなたは僕にとって、これまでも、そして今も、とても大切な人だ。そして、僕たちの友情に感謝している」
「僕たち2人が愛するスポーツに貢献してくれたことに感謝しているし、僕たちの最後のレースが待ち遠しい。ありがとう、セブ。あなたはインスピレーションを与えてくれる人だよ」。
ベッテルはレッドブルに在籍中、F1ドライバーズワールドチャンピオンシップを4回獲得し、F1通算53勝を記録。これはルイス・ハミルトンの103勝、ミハエル・シューマッハの91勝に次いで歴代3位の偉大な記録だ。