NEXT...F1開催スケジュール

アストンマーティンが“フェラーリをコピー”した改良マシンをF1スペインGPに投入か

2022年05月16日(月)22:23 pm

伝えられるところによれば、アストンマーティンは、今週末にバルセロナで行われる2022年F1第6戦スペインGP(22日決勝)で大きな修正を施した“Bスペック”マシンを投入することを計画しているようだ。

カナダの大富豪として知られるローレンス・ストロールがオーナーを務めるアストンマーティンだが、昨年までとは大きく異なる新技術レギュレーションが導入された今季は出だしでつまずいた形となっており、現時点ではコンストラクターズランキング9番手に沈んでしまっている。

■アストンマーティンの改良マシンは“フェラーリのコピー”?

こうした中、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は次のように報じている。

「アストンマーティンは(スペインGPに)半分を新しくしたマシンを持ち込みたいと考えている」

「それは誰が見ても一目瞭然だろう。虫眼鏡で見る必要はないはずだ」

そのアストンマーティン改良型マシンは、リア部分が「著しくスリム」になるとともに、「フェラーリのコピー」のような特徴を持つものになると予想されているようだ。

■スペインGPに持ち込む新バージョンマシンは1台だけか?

しかし、実際にバルセロナ・カタルーニャ・サーキットに持ち込まれる「Bスペック」マシンは、1台だけになる可能性もあると考えられている。

「現在、世界中で材料やパーツの配送問題が発生している」

そう指摘した『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は次のように付け加えている。

「もし1台しか用意できないとしたら、それはオーナーの息子(ランス・ストロール)が使うことになるだろう」

最近の報道によれば、4度F1王者に輝いた実績を持つセバスチャン・ベッテルが今季のアストンマーティンF1マシンの競争力のなさに失望しており、場合によっては今季限りでF1を引退する可能性もあると考えられている。

アストンマーティンとしては来季もベッテルがチームに残留することを望んでいると伝えられているが、そのためにもスペインに持ち込む新バージョンの2022年型マシンがどのようなパフォーマンスを見せるのかが非常に重要な意味を持つことになりそうだ。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック