ルイス・ハミルトン(メルセデス)はF1サーキットを離れても制限なく「何でも」許されているようだ。
メルセデスF1のトト・ヴォルフ代表は、7度のワールドチャンピオンに多額の報酬を支払っているが、1日に10回のスカイダイビングを行うなど、サーキット外での活動に命をかけることについてメルセデスはどう思っているかという質問に、そう答えている。
ハミルトンは、サウジアラビアGPとオーストラリアGPの合間にドバイを訪れ、一人でダイビングに興じていた。
「数年前からスカイダイビングをやっているけど、パンデミック(新型コロナウイルスの世界的大流行)の影響で練習ができなかったんだ」と、スペインのスポーツ紙『マルカ』が報じている。
「10回のジャンプをして、そのたびに新しいことを学んだよ。次のレースに集中する前に、頭をスッキリさせる素晴らしい方法だよ」
■メルセデスF1、ルイスは飛行機から飛び降りるべき!
一般的に、F1チームの中には、ドライバーがレース以外の危険な活動に参加することを明示的に、また契約で禁じているところもあるが、ヴォルフは、ハミルトンの状況はこれ以上ないほど異なると言う。
「私はすべてを許可しているよ」と彼は『Osterreich(オスターライヒ)』紙に語った。
「なぜなら、それこそがルイスを特別な存在にしているからだ。他の人は瞑想したり走ったりするが、ルイスは頭をスッキリさせるために飛行機から飛び降りるんだ。そして、彼はそうすべきなんだよ!」
「パフォーマンスさえ正しければ、彼は何でもできるんだ。そして、私を信じてほしい、パフォーマンスはすぐにまた正しくなるから」