新型コロナウイルス感染が明らかとなって今季のF1最終戦アブダビGP決勝への出走を取りやめたニキータ・マゼピン(ハース)だが、実際のところ感染による体調への影響はほとんどないようだ。
今季ハースからF1デビューを飾ったロシア人ドライバーのマゼピンだが、アブダビでの予選後に新型コロナウイルス感染が認められたために決勝には出走することができなかった。
だが、22歳のマゼピンの代理人によれば、本人は自分の体調には「全く問題はない」としているようだ。
ハースF1チームも隔離施設に入った時点ではマゼピンが「無症状」であったことを認めており、マゼピンの代理人もその後の感染によって体調が悪化するようなことはなかったとロシアの『Sport Express(スポルト・エクスプレス)』に次のように語っている。
「ニキータは元気ですし、病状は軽度です」
本来であれば、マゼピンも14日(火)と15日(水)にアブダビで行われるポストシーズンテストに参加する予定だったが、今回の件を受けて、ハースのリザーブドライバーを務めるピエトロ・フィッティパルディがその代役を務めることになっている。