バルテリ・ボッタス(メルセデス)が、チームメートのルイス・ハミルトンが2021年のドライバーズタイトルを獲得できるよう喜んで協力すると主張した。
今週、元F1ドライバーのティモ・グロックが、ボッタスは2022年にジョージ・ラッセルを迎え入れるためにメルセデスから追い出される形となっているだけに、メルセデスはもはやボッタスを頼ることはできないだろうと語ったことが報じられた。
だが、2022年にはアルファロメオに移籍することが決まっているボッタスは次のように語った。
「将来のことは分かっているし、それはいいことだ。だけど、それと同時に僕は今の瞬間と残りのレースを楽しみ、もっとパフォーマンスをあげていこうとしているところさ」
「僕の取り組み方は変わってなどいないよ。僕は現実主義者だから自分がもうタイトルを争えないことは理解しているし、チームがコンストラクターズタイトルを獲得することが重要なんだ」
「僕はできるだけ多くのポイントを獲得しに行くつもりだよ。だけど、もしタイトル争いをしているルイスを助ける機会があれば、そうするよ」
母国フィンランドの報道機関にそう語った32歳のボッタスは次のように付け加えた。
「それが今の僕の姿勢であり、取り組み方さ。でも、正直なところ、数レース前と比べてもそれはあまり変わらないよ」